大量行動で得られる6つのリターン
大量行動は大事だと、いろんなところで見たことがあります。
例えばブログについても「まずは100記事書け」と、よく聞きます。
これはSEO的にも大事なので仕組みの観点からも受け入れやすいかもしれませんが、じゃぁ「スキル100個作れ」と言われたらどうでしょう。本当に意味あるの?と思いませんか?
大量行動と言うのは簡単ですが、実際にやるとなるとなかなか過酷なもの。
私も最初は「目立てるかな?」という期待だけで始めた大量行動でしたが、その日々は本当に辛いものでした…。ですがそれを乗り切ったおかげで、思った以上のリターンがあることを実感しました。
ということで、今回は大量行動で得られるリターンについてまとめてみました。
とりあえず大量行動をやっている方や、大量行動が必要だと言われたけど「本当に意味あるの?」と疑っている方にはぜひ見ていただきたいです。
01 事例
大量行動すると、たくさんの事例が手に入ります。
どうすればターゲットに興味を持ってもらえるのか
どうすればターゲットは興味を示さないのか
どうすればターゲットは使って(見て)くれるのか
そんな大量の成功事例、失敗事例が手に入ります。
大量行動していれば、失敗だけということはきっとないと思います。もし失敗ばかりである場合は、何かしら間違っていて、それを改善できていないということ。そんな時は考えることが足りていません。
どうすればターゲットは興味を持ってくれるのだろうか?
そんな「どうすれば思考」でひたすら考えて、あの手この手で打ち出してみることが大事です。
もし考えても思い浮かばない場合は、インプットが足りていない証拠。うまくいっている事例をインプットしなければ、考える土台が調いません。インプットした上で分析して(考えて)、まずは真似してみることが重要です。
まとめると、インプットする(知る)→分析する(考える)→真似する(行動する)→結果を得る→インプットする… というループですね。
この成功事例と失敗事例が集まれば、最終的に「どうすればターゲットに刺さるのか」という法則が見えてくるはず。これが何よりもの宝です!
02 スキル
大量行動をしていて、何もスキルが身につかないなんてことはありません。絶対になにかしらのスキルが鍛えられています。
ブログであれば、きっと言語化・構造化のトレーニングになりますし、スキル開発であれば、コーディングのトレーニングはもちろん、インテントやハンドラをどう準備すればいいかという考え方も身に付きました。
また大量にアイデアが必要になるため、日常生活の中で情報を得る時のアンテナも変わります。このようにアンテナを立てられるようになることも、より多く必要な情報を拾い上げるスキルのひとつです。
03 自信
大量行動で得られるものの中で一番大きいのは、自信です。
達成する数を決めて、それを難関だと思いながらも最後までやり切るということは、自分にとって非常に大きな成功体験になります。
この自信は、自分が立てた目標を達成することができた自分、そして辛い日々を乗り越えることができた自分への賞賛から生まれます。できた自分を認めてあげることも大事なんですね。
この自信がどう生きるかというと、次のチャレンジに生きます。自分が出来ると思えるよりも少し高い位置に目標を設定しなければ、そもそも過酷だとは感じません。つまり最初の大量行動が過酷だと感じていたならば、自分の想定よりも少し上に到達できたということ。(過酷だと感じていないなら、もっと数を増やすか、期間を短くできるはず)であるならば、次のチャレンジではもっと上へ行けるはず。自信がつくと、自分が出来る範囲が広がり、視座が高くなるため、自分をより進化させることができます!
ただし、この上下関係は同じ領域における数値比較ではありません。(例えば「前回100個作ったから次は1000個」のように、個数という領域で比較することではありません)自分が目標とする未来像に近づくために次やるべきこと、ということです。
04 習慣化力
大量行動するということは、毎日なにかしら進捗があることでしょう。(とはいえ、時に休む日があっても、もちろんそれは構いません)つまりそれって、習慣化できている、ということです。
例えばブログを大量に書くなら、1日の中でいつアイデアを考えて、いつ文章を書いて、いつアイキャッチを作って…というようなルーティーンが出来ていると思います。
スキル開発の場合は、行きの通勤電車でアイデアを考えて、帰りの電車で頭の中でコーディングして、家に帰ったら手を動かしてコーディングするというルーティーンができていました。
逆に言うと、まずは習慣化しなければ、大量行動を達成することは難しいのです。
習慣化で大切なのは、タスクを洗い出して、それをするために適切な場所と時間を認識すること。タスクが洗い出せても実行に移しにくいことってあるんですよね。例えば、英語の勉強だと、シャドーイング(耳で聞いた音声に後追いして発音すること)は中々人がいる場所だと難しいと思います。そのため、電車の中では発音が必要のない勉強を行って、シャドーイングは家で行う方が俄然やりやすくなります。
タスクを洗い出して、場所も時間も認識できた上でも、なお習慣化できない場合は、そのタスクの必要性(いかに自分にとって必要であるか)を認識できていないのかもしれません。その必要性を認識するためには、達成したその先の未来を切望する想いを強くする必要があります。その想いが強ければ強いほど、実行の原動力になります。ですので、目標達成後の未来をより強くイメージすることが大切です。達成したその先の未来を切望するのであれば、きっと習慣化できるはずです。
そして、一度大量行動で習慣化できると、他のことを習慣化することも簡単になります。
なぜなら、「あの辛さよりは楽だ」と思えるようになるからです。大量行動の日々は中々に辛いことがありますが、そんな日々と比べれば、毎日10分他のことをするなんて容易いのです。たった10分でいいんですよ!大量行動していた日々なんて、その行動に何時間かけていたことやら…。
05 注目
大量行動を行うことで、他の人よりも突出すれば注目を得ることができます。
これはバトルフィールドによっては相当高い目標を達成する必要があるかもしれません。たくさん人がいる中で目立つためには、他のどんな人よりも多く行動しなければいけないからです。他の人と同じことをしてもダメということですね。
私の場合は、まだ人の少ない過疎地で大量行動したため、100個でも十分目立つことができました。
ただ、他の人と同じ量でも注目を得ることができる場合があります。それは、他の人よりも圧倒的に質が高かったり、他の人から少し領域がずれていたりと、群衆から体をはみ出すことができる場合です。
やるからには、目立つ場所までいきたいものです。
06 称号
注目を得ることができれば、同時に称号を得ることができます。
周囲の人が驚くほどの大量行動は、その人の代名詞になるということです。周りの人が、その大量行動でその人を特定できるようになるからです。私の場合だと、「スキル100個の人」という二つ名が生まれました(笑)
そして十分なスキルが身に付けば、資格を得ることもできるかもしれません。むしろ、自分が資格を作る立場にすらなれるかも…!?私は資格を作るまでではありませんが、AWS認定Alexaスキルビルダースペシャルティという資格と、Alexaチャンピオンという称号を得ることができました。
まとめ
- 事例
- スキル
- 自信
- 習慣化力
- 注目
- 称号
以上が大量行動で得られる6つのリターンです。
大量行動で大事なのは、「周囲より突出する」ことです。そのためには自分が大量行動するフィールド選びも重要になってきます。いま考えているフィールドがたくさんの人で混雑している場所なら、少し領域を変えて群衆からはみ出ることが近道かもしれません。
大量行動をすることは並大抵の努力ではできません。簡単にできるのであれば、誰もがやっているからです。大量行動の日々は辛いことがたくさんあります。しかし、その後に得られるものは一生もの。本当に大切な勲章です。
まずはフィールドを決めて、達成目標となる数を決めて、期間を区切ってトライしてみてください。
諦めずに挑戦する人を、私は応援します。
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