2ヶ月間英語学習した結果 – STRAIL –
Alexa Champion になったこともあり、よりグローバルな情報を得るために、2019年末から英語のレッスンを始めました。
Contents
なぜ ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT にしたのか?
たくさんある会社から選んだのはこちら。
ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT
最初の理由は、身近にやっている方がいて実際に伸びたという体験談を聞いたからなのですが、他にもいくつか。
ただ、2020年4月1日以降は「STRAIL」という名前に変わったようです。
自分のライフスタイルに合っている
ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT は、対面コンサルティングが週1回60分。他の日は各自で自習学習を進めます。
自習学習だと強制力が下がりますが、自由に時間を選んだ上で必要な内容を確実に進められる自信があれば、柔軟で取り組みやすい。
安い
ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT は、2ヶ月で17万円(税別)
英語学習って月10万以上するものがゴロゴロあるんですよね。そんな中でもココは比較的安価。ちなみに紹介者の名前を書くと、少し安くなりました。
私は2ヶ月にしましたが、3ヶ月コースもあります。
通った結果
年始から海外出張だったので、その間も練習したいと、年末駆け込みで2019年12月29日に初回レッスンを受けました。そこから2ヶ月間続けたわけですが、その2ヶ月でどうなったかというのをまずは示します。
最初と最後に60分の TOEIC ハーフテストを受けましたので、その結果を書いてみました。
( TOEIC の勉強をしたわけではなく、英語力の向上を把握するために TOEIC 問題を解いた、ということでご認識いただければと思います^_^)
参考までに各パートの内容をざっくり書いてみました。
Part1 :絵見て正しい状況説明を選ぶ問題
Part2 :とあるセリフに対する正しい受け答えを選ぶ問題
Part3 :複数人の会話を聞いて正しい内容を選ぶ問題
Part4 :一人の話を聞いて正しい内容を選ぶ問題
Part5 :文法問題
Part6 :短文読んで穴に入る適切な語句を選ぶ問題
Part7 :単数・複数の長文を読んで正しい内容を選ぶ問題
Before - 20191229
Listening 32/50
Part1 1/3
Part2 9/14
Part3 13/18
Part4 9/15
Reading 32/50
Part5 13/18
Part6 5/8
Part7 14/24
どっちもどっちw
リスニングは追いつけず聞こえないものも多いし、リーディングは時間内に読み切れないし、という感じでした。
After - 20200304
Listening 45/50
Part1 3/3 (+2)
Part2 11/14 (+2)
Part3 18/18 (+5)
Part4 14/15 (+5)
Reading 46/50
Part5 17/18 (+4)
Part6 8/8 (+3)
Part7 21/24 (+7)
64点 → 91点(27点アップ)
まぁ下がったら困るわけですがw 驚くほど目に見える形で点数があがりました。
さらに体感としても、リスニングはほとんど自分の耳で理解することができ、リーディングも読むスピードが劇的に早くなりました。
2ヶ月の学習時間
2019年12月29日から2020年3月4日までの67日間で、合計61時間19分の学習を行いました。(途中正月休暇や講師の休暇を挟んだため少し2ヶ月より長めになっています)
1日1時間に満たない時間ですね…目指せ1日90分でしたが、なかなかそこまでは到達できませんでした;ω;
2ヶ月間の過ごし方
基本的には、テスト30分、コンサルティング30分、合計60分を週1回教室に受けに行きます。それ以外はホームプログラムとして、Studyplus というアプリに学習を記録しながら、毎週決まった課題に自分で取り組む、というスタイルでした。
毎日取り組む内容は、だいたいこのような感じ。
- 単語 復習100語復習、新規100語
- Dictation & Overlapping
- Sight Translation & 暗唱 & Shadowing
- 文法問題
- 速読練習
それぞれ少しずつ取り組んで、だいたい1日65〜90分を目安にカリキュラムを組んでいただきました。
大きな収穫
毎回コンサルティングでは、その時点での弱点や苦手な部分を分析して教えてもらうことができます。ホームプログラムにおいても、2週間に一回は TOEIC の試験を丸々解いて、その結果を写真で送って弱点を更に分析してもらいました。
ちなみに私の一番最初の弱点は、次の3つ。
- 音声知覚
- チャンクリーディング
- 音韻符号化
この弱点に沿って、どういう風に課題に取り組むかを教えていただきました。これが本当に大きな収穫でした。
弱形の存在
これです。ほんとこれ。
英語には強形と弱形があり、弱形の場合は一般に習う発音とは異なり、短く弱い発音をすることがあるということです。
それがよく出現するのが、"I'll" や "We'll"、"our"、"your" などの代名詞や、"of" や "to" などの前置詞です。
学校では強形しか習わないので、もう耳も口もそっちで覚えてしまってるんですね。だから弱形だと言えないし聞こえない。ここが一番大きな壁だったと思います。
Oxford Learner's Dictionary は、弱形・強形を聴き比べできる素晴らしいサイト。our とか、むしろ弱形が先に掲載されてるから、いかに強形で発音するのが稀なのかってのがわかりました(笑)
弱形は基本は「弱」なので、力を抜いて話さないといけませんが、いつもと違う発音だから、ついつい力んでしまって強くなってしまうw
脱落
これもなかなか聞き取れなかったものです。
it の t とか、たまに読まれなかったりするんですよね。よく聞くと、空白の時間があります。そこには脱落した音があるということ。
チャンクリーディング
英語は日本語と語順が異なるのが厄介なところ。
I'm glad to hear that everyone is cooperating.
「私はみんなが協力していると聞いて嬉しいです」
ちゃんと訳すとこうなります。
「glad = 嬉しい」は前にあるのに、日本語では最後に来てますよね。ちゃんとした日本語になるように頭の中で訳そうとすると、構造を入れ替えないといけないので、どうしても遅くなってしまいます。
だから、チャンクリーディングでは次のように考えます。
I'm glad / to hear / that everyone is cooperating.
「私は嬉しいです / 聞いて / みんなが協力しているということを」
「チャンク=意味のかたまり」ごとにスラッシュを引いて、かたまりごとに意味を取っていくという方法です。これでもちゃんと意味は分かります。この方が英語の流れとしては自然ですし、断然速くなります。
この癖をつけるのがめちゃくちゃ大事でした。
r と l / h と f
この微妙に違う音たちねw
BBC Learning English-Pronunciation の比較動画を見て真似していました。
l と r の聞き分けは、Dictation やってるとめっちゃ課題だなって分かりました。Right と Light なんて、どっちがどっちやーってなります(笑)
だからこのスキルを作りました!(笑)
話し分けも大事で、特に私は力みがちなので、めっちゃ舌巻いて r になりがちw
向いている人・向いていない人
ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT は、通いが少ない分、自分にやる意志がないとついサボってしまうかもしれません。
最初真面目に言われたとおりの時間で1週間過ごしただけで、先生にめっちゃ褒められました(笑)え、いや言われたことやっただけなんだけど!!!(笑)けれどそれが難しいのかもしれませんね。
向いている人
- 英語力を向上させたい意志の強い人
- 一人でしっかり学習できる人
- 自ら疑問を持って進んで質問できる人
向いていない人
- しっかり通って取り組みたい人
- 一人で進めるのが不安な人
- 環境や時間を言い訳にしがちな人
しかし、まだまだスタート地点
ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT では、教材のほとんどに TOEIC の音源や文章が使われています。
ただ、今ここに来て思うことは、TOEIC の音源って簡単なんだ、ということ。
TOEIC の音源は聞き取りやすく、分かりやすい言葉で話されているし、会話の流れも不自然なほどに自然です。スラングも使われていません。だからこれが聞き取れるようになったとしても、ネイティブの会話が聞き取れるわけではないのです。
つまり、TOEIC の音源を聞き取れるようになることは、まだまだスタート地点でしかない、ということが分かりました。
だから、ここで学べばネイティブと話せるところまで行けるかというと、YESとはいいがたいと思います。
あくまでもスタート地点。
とはいえ、TOEIC の音源が聞き取れなければ、ネイティブが聞き取れるわけもありません。そういう意味では、ここでの勉強は大事な基礎だと思います。
TOEIC の点数を取ることが目的ではなく、その先を目指すのであれば、そういう心持ちで臨むべきだと思いました。
最後に
知らない音は聞こえない。聞こえない音は話せない。
ほんとこれだなぁと、改めて今思います。
聞こえなかったらスロー再生も駆使しつつ何度も何度も聞いて、自分で発音して真似ることができるまでとことんやりました。それによって、弱形も段々と聞こえるようになってきました。
Dictation の出来がほんと最初と最後で全く違うんですよ。ほんとびっくりです。最初はほとんど聞こえなかったのが、今やほとんど聞こえるようになりました。(ちょっとやってみたいという方は、TEDICT というアプリがおすすめです。但し TOEIC 音源より難しいと思いますがw)
そして耳だけでなく、読みも伸びました。読むスピードが段違いです!これはチャンクリーディングで鍛えたおかげですかね。
総じて、この2ヶ月めっちゃ楽しかったです!ちょっとずつ分かるようになるこの感じ、癖になります!
VUI の情報はまだまだ海外が多いのが現状。
また、海外向けのスキルを開発したいという方も、英語ができれば、海外の情報を得て、彼らの欲しがるスキルを提供するということもできるようになります。
ぜひ、英語を勉強してみてはいかがでしょうか?
これから英語頑張るぞって方、STRAIL おすすめします^^
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