UX DAYS TOKYO:行動経済学で大事な3つの原則
UX DAYS TOKYO の中で、行動経済学のセッションがありました。
その中で、ユーザーを動かすためには、3つの原則があるようです。
Contents
希少性
時間を制限
期間限定、季節限定など、今買わなければと思わされるものは、ついつい買ってしまいますよね。
数を制限
限定100個、先着500名様など。これも、同じく。
場所を制限
東京店限定、関西限定など。これもこれも、同じく。
驚き
想定していないこと
いい意味で期待や想像を超えると驚きが生まれる。予定調和を崩す、とも言います。サプライズなど、を想像してもらえればわかりやすいと思います。
頻度が重要
毎回サプライズをしていたら、慣れてしまって驚きがなくなってしまいますよね。
タイミングが重要
重要なタスクをしているところに差し込んだらダメ。例えば、計算している時に「誕生日おめでとー!」と言われても、「もう、数えていたのに!」となってしまうかもしれません。
好奇心
欠けている情報を埋める
「続きはネット」と誘導させるのは、この好奇心をくすぐっているもの。このように重要なところを隠したり、知りたい知りたいと思わせる仕掛けが大事。この欠けている情報が欲しいと、ユーザーは求めてきます。
待たせすぎない
例えば、漫画の続きが読みたい!と思っていても、数ヶ月も待たされてしまうと忘れてしまって、好奇心も薄れてしまいますよね。あまり待たせ過ぎないように、好奇心があるうちに出しましょう。
不安になることは隠さない
好奇心をくすぐるために欠けた情報を与えても、それでユーザーが不安になってしまうようなら逆効果。そうなりそうなものは、隠さず開示しましょう。
スキル開発に生かせるものは?
この3つの原則を、ユーザーが「使いたい!」と思うようなスキルを作るために、何か生かせるだろうか?と考えてみました。
特に意識しやすいのは、これらでしょうか。
- 驚き:想定していないこと
- 好奇心:欠けている情報を埋める
- 好奇心:待たせすぎない
- 好奇心:不安になることは隠さない
驚きで心を掴んで、好奇心で継続的に使ってもらう仕組みを作る。こんな感じでいかがでしょうか?
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