執筆者に喜ばれるレビューの仕方
技術書典7 に参加するにあたり、自分の本のレビュー(校閲)もしていただいたし、他の人の本のレビューも行いました。
その中で、こんな風にレビューをしてもらうと嬉しかったな、分かりやすかったな、というのをまとめてみます。
分かりやすかったで賞
指摘のレベル分け
これが、超、超嬉しい。
指摘の中にも、これは致命的というのと、レビュアーの好みによるものと、様々なレベルのものがあると思います。
そんなときに、分かりやすくレベル分けをしてコメントをすると、めちゃくちゃ喜ばれます。(というか私が喜びました)
typo
誤字脱字はこの言葉を最初につけておくと分かりやすい。
typo:私が→私を
IMHO
In My Humble Opinion の略。私見ですが、できればこうした方がいいんじゃないか?というときに使います。
少し優先度低めでもいいものです。私は主にデザイン面の指摘でよく使ってました。
IMHO:上下にマージンをもっと設けたほうがいい。
無印
この2つ以外は、ノーマル指摘で無印で書いていいと思います。(もちろんもっと細かいレベル作っても良いですが)
typo は必ず対応、無印はまぁ対応しようか、IMHO はできれば対応しようか、という感じです。ただ注意すべきは、レビュアーの偏った意見じゃないかどうか、という判断です。レビュアーの言う通りにすべて従ってしまうと、逆の意見を持つ人も出てくる可能性があります。ちゃんと本のターゲットに合うかどうかを考えて、棄却するときは思い切って棄却します。(単語をどこまで説明すべきかとか、ターゲットによれば説明しなくてもいいこともありますよね)
嬉しかったで賞
書評を述べる
最後に本全体を通して書評を貰えると、めちゃくちゃ嬉しい。
なぜなら、プロモーションに使えるからです。
こんな感じでポップ書いたり
プロモーションスライドに入れたりできます。
twitter で感想を述べる
これも先程と同じ理由で、プロモーションに有効です。
しかも、自分のフォロワー以外にも届く。美味しい。
#技術書典
VUIデザインガイドブックを校閲させていただきました。
「Voice UI is 何」という私でも、VUIやってみたい!と思えた素晴らしい本です。UX/UI視点でのアプリの作成方法が載っており、少しでもVUIに興味を持つ人に勧めたい一冊です。す26で配布とのこと! https://t.co/xrQg78yejq
— びば(森のフレンズ)ふりかえり読本シリーズ (@viva_tweet_x) September 10, 2019
自分で良いところを伝えるよりも、他人の声の方が数十倍力がある。
自作自演じゃなくなるので、めちゃくちゃいい。
まとめ
ということで、「分かりやすかったで賞」は指摘のレベル分け、「嬉しかったで賞」はプロモーションに使える読者の声を意識して渡してあげると、とても喜ばれますよ、ということでした!
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