【技術書典】設営で使ったもの・使わなかったもの
技術書典7で初サークル参加するにあたって、設営に必要なものを一通り買ってみましたが、やはり狭いブース。何を置くか、何を削るか、当日試行錯誤して変えたりしたので、その変遷をまとめてみました。
ブース設営の変遷
設営リハーサル
イベント開始直後
これはリハーサルとほぼ同じ。ドラちゃん(Clova)は思いつきで持ってきましたが、実際に置いていたのは本棚の前です。
なんかいっぱいいっぱい感。
イベント終了直前
ほんのり変わっています。これは邪魔、これは見られない、というものはどんどん下げていきました。
必需品
ダウンロードカード
本はもちろんのことですが、ダウンロードカードの準備も必要。(PDFを提供する かつ 本文に記載していない場合)
私は東京カラー印刷さんに依頼しました。
名刺として両面カラー印刷すると部数によりますが1000円+αくらいで作れちゃいます。
載せる情報は以下の通り。
- 本のタイトル
- PDFダウンロード用URL
- PDF開封パスワード
- 連絡先
パスワードでうまく開封できない場合もあったりしますので、連絡先を書いておくと問い合わせを受けることができます。
ちなみに。
技術書典ではよくBOOTHの商品の1つとして「ダウンロードカード用」という無料の商品を作って、そこのURLを載せているケースが多いですね。
注意点
- ZIP にパスワードをかける
- Mac ユーザーのパスワードのかけ方に注意する
パスワードのかけ方は注意してください。
PDF自体にパスワードをかけるのではなく、PDFをZIPに入れた上でZIPファイルにパスワードをかける方がお客さんに喜んでもらえます。
PDFに直にパスワードをかけてしまうと、PDFを開くたびにパスワード入力するなんてウザさの最高潮ですからね…。
さらに、Mac でパスワードをかけると Windows で開封できないという事態が発生しました…。お知り合いの方が早いうちに問い合わせして下さったのですが、Mac ユーザーの方はお気を付けください。(逆は大丈夫そうです)
使ったもの
あの布
これは正解!文房具とかお金とか、これに入れておけるのがいい。
カードスタンド
これは有効でした。
こんな感じでそれぞれの本のカラーが出るようにデザインしました。ただ、このカードスタンドが小さいからか、「いくらですか?」という声もあったので、もっと大きく書く他の方法も合わせたいと思います。
少し逸れますが、「現金可」「QR可」というのも書いておいたほうが良さそうです。
軟質クリアブックカバー
これは見本誌に使いました。
SAMPLE の赤いシールはみずりゅさん(@MzRyuKa)にいただいたもので、目立つので分かりやすくていいですね。
なお、見本誌には付箋貼ってポイントを書き込みましたが、有効だったのかは不明。
吹き出しふせん
この付箋は役立った。ただ表紙に貼るときはめくれてくるので、テープでも留めておいた方がいい。
ポップホルダー
これはポップ作って飾るのによかった。
こんな感じで印刷して、
ちょっと厚手の封筒とかに貼ってカッターで切って、
こんな感じに仕上げました。
ブックエンド
本来の使い方ではありませんが、ポップをはさむのにちょうどいいので使いました。
使わなかったもの
マスキング de ラベル
これは表紙に貼ろうと思いましたが、「マスキングテープ」なので、透けすぎて目立たないからイマイチ。
読書台
スマート本棚があるなら、場所がないしなくてもいい。
ホワイトボード
完売になる見込みがあるならあったほうがいいかもだけど、十分在庫があるならなくてもよさそう。
まとめ冊子
事前に作っていた紹介スライドを印刷したもの。数名チラっと見てくれたけど、たぶん見本誌が出払っていたから。まとめるならほんと1ページでまとめないと読んでくれなさそう。
ポスタースタンド
うん、小さすぎた!w
特に今回スマート本棚もあったので、高さのあまり出ないこいつはほとんどひと目に入らなかったと思う。机におけるならこれでもいい。
メッシュポーチ
右上のもの。お金入れる用に、と思って買ったけど、準備のときにどこにあるかわからなくなったww
あの布に入れていたからそれで済んだ。本当はこれに入れておいた方が安全。
使ったけど悩ましいもの
硬質カードケース
これでメニュー表を作ってみたのですが、効果があったのか不明。
こんな感じで、表裏に書籍の紹介を載せています。
メニュースタンド1
メニュー表を立てるもの。コレ自体は他にも使えると思うけど、A4のメニュー表を置くのは、結構スペースがとられる。
軟質カードケース
これに値段を書いた紙を入れていました。
ただ、本の上に置くのは、本を渡すときに毎回どけないといけないから面倒…。置くのではなく立てておきたい。そうすると、硬質の方がいいかもしれない(が、A6サイズの硬質カードケースがなかった)
メニュースタンド2
これもメニュースタンド。さっきのは挟む感じで、こちらは箱型に入れる感じ。
Take Free なら有効そうだけど、「2冊買ったら…」のプレゼントの場合は、もっと欲しがるプレゼントを用意しないと、2冊買う動機にならない。
T型カードスタンド
ハガキサイズのカードスタンド。自己紹介を書いて入れていました。
有効だったのかは不明だけれど、見てくれた人はいた。
ただこいつ、都内で見つけられなくて、関西で見つけて買った。
スマート本棚
使ったけど、果たしてどうだったのだろうか。見本誌を手に取る人は、ほとんどが本棚ではなく平置きのものに手を伸ばしていた。
大きくて存在感はあるけど、情報が目に入っていないのであれば意味がない。飾り方が悪かったのだろうか…?
まとめ
以上、使ったもの、使わなかったもの、使ったけど悩ましいもの、というカテゴリで整理してみました。
初回だったのもあり、なかなか買いすぎた感は否めません。しかし、ないよりは合った方が安心だということで、100均だからと色々買いました(笑)
特に大きいものは、どう配置するか検討が必要です。思ったよりもスペースは小さいです。押し込めすぎると、それはそれで雑多なブースになってしまいますし、塩梅が難しいところ。良さそうな印象を持つサークルさんのブースを見ることも勉強になるので、次回はもっと観察できる余裕を持ちたいと思いました。
きっと一度やれば視点が変わる。それまで気づけなかったことでも、気づくことができる。
だからこそ一度終えたこの状態が、一番成長できるタイミングやと思います。だから Twitter やブログなどで、いろんなサークルさんの様子を覗いてみようと思います!
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