UXデザインで言葉が重要な理由
こちらの名言をご存知でしょうか?
Be careful of your words, for your words become your deeds
名言の一部を抜粋しています。有名なので聞いたことはあると思いますが、原文を見たことがない方は多いかもしれません。
全文はこちら。
Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words;
Be careful of your words, for your words become your deeds;
Be careful of your deeds, for your deeds become your habits;
Be careful of your habits, for your habits become your character;
Be careful of your character, for your character becomes your destiny.
マザーテレサの名言です。
「⚪︎⚪︎に気をつけなさい、それはいつか◻︎◻︎になるから」という形式で、
思考→言葉→行動→習慣→性格→運命
と繋がっていきます。
言葉と行動には密接な関係がある
冒頭の抜粋は、こうなります。
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから」
「気をつけなさい」と書いてあるのでネガティブに聞こえますが、要するに、
言葉と行動には密接な関係がある
ということです。
言葉を変えるだけで、行動を変えられる
つまり
自分や誰かの行動を変えたい場合は、言葉を変えればいい
これは自分だけでなく、他人に対してもそうです。
「〜したいけどできない」
「〜してほしいけどやってくれない」
もっというと
「自分が本当にやりたいことを知りたいのに分からない」
「この商品を買って欲しいのに買ってくれない」
こんな時も、言葉を変えればいいのです
思考を変えるために言葉を広げる
抜粋した名言の前には、思考と言葉の関係も書かれています。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから」
思考が先か、言葉が先か。
本来は思考があって言葉が出てくるのですが、いつもと違う言葉を与えることで、思考を変えることもできます。
自分の考えは、自分が持っている言葉の中でしか考えられません。つまり、自分の言葉を広げない限り、新しいことを考えることが難しいのです。
UXデザインにおいて言葉が重要な理由
その人が行動するきっかけとなる言葉を与えることができれば、商品を買ってくれるかもしれないし、サービスを使ってくれるかもしれない。
- タイトルだけで何かを買ってしまったこと
- キャッチコピーだけで何かを買ってしまったこと
- タイトルがピンとこなくて買わなかったこと
- キャッチコピーがピンとこなくて買わなかったこと
あなたにも経験ありませんか?
言葉ひとつで体験が変わるのです。体験と言葉は、切っても切り離せません。
これが、UXデザインにおいて、言葉が重要な理由、UXライティングが重要な理由です。
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