不思議の国のアリス展で私が震えた理由

レビュー

たまたま入ったカフェで、たまたま隣の人が持っていたパンフレットを見て、開催を知ったこの展示会。

行ってきました不思議の国のアリス展

両親と行ってきたのですが、両親はつまらなかったと言う反面、私は感動で震えておりました

ということで、アリス展の見どころをお伝えしたいと思います♪

不思議の国のアリス展 とは?

イギリスの作家、ルイス・キャロルが作った世界的ベストセラー「不思議の国のアリス」にまつわる展示会。

本展は、この物語の誕生から今に至るまで、常に「アイドル」的な存在であり続けるアリスを展観することで、 この物語がなぜこんなにも人々を惹きつけてやまないのか、という疑問を共に探り出そうとするものです。
引用:公式サイト

開催概要

#1 神戸 兵庫県立美術館
2019年3月16日(土)〜5月26日(日)
開館時間:10:00~17:00(最終入場は、16:30まで)
当日券 一般 1,400円/高校・大学生 1,000円/小・中学生 600円

神戸→松本→横浜→福岡→静岡→名古屋→新潟、と巡回するうち、第1拠点目の神戸で行ってまいりました。

なぜ私は震えたのか?

私が震えた理由は2つ。

ジョン・テニエルの原画が見れたことと、ディズニーの原画が見れたことです。

100年前の原画が見れる!

これってカナリすごい。

100年前の鉛筆画、しかも複製ではなくホンモノが見れたのです!

正直ジョン・テニエルという名前は知りませんでしたが、その事実だけで食い入るように見入ってしまいました。

ディズニーの原画が見れる!

ディズニーでも「ふしぎの国のアリス」ってありますよね。それのコミック原画って、あまり見られる機会ないのでは…?ディズニーって、動画のアニメーションから入ることが多いと思うので、コミック原画は新鮮でした。

(もう終了していますが、「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」という展覧会では、イメージ画像の原画などを見れましたが、あれもよかったなぁー)

その他見どころ

アリスのストーリーに沿った順路

ルイス・キャロルが作ったストーリーを、アリスの絵を見ながら振り返ることができるのもよいところ。

ダリや草間彌生までもが…!?

この展覧会では、初めて挿絵を描いたジョン・テニエルだけでなく、それ以降アリスを描いた様々なアーティストの絵も展示されていました。

中でも驚きだったのは、スペインの画家、サルバドール・ダリと、日本の芸術家、草間彌生。こんな有名なアーティストがアリスの絵を描いていたとは、驚きでした。

特にダリは抽象画で有名ですが、ダリの表現するアリスの世界観は、「こう描くのか…!」と思うものばかり。ぜひ自分の目で見てほしいです。

ルイス・キャロルの年表

私がこのような展覧会で特に興味があるのは、年表です。

どんな作家でも、この年表を見ると、より作品を楽しめると思っています。

どんな状況でこの作品が生まれたのか?
なぜ作ったのか?なぜ有名になったのか?

そのタイミングや、その時の作者の歳や時代を知ることで、色んなことがわかります

例えば、
作者は作品づくりに何年間かけたのかとか、
有名になるまでにどれくらいかかったのかとか、
何歳で売れるようになったのかとか、
何を原動力に作品をつくっていたのかとか、とかとか。

ちなみに、不思議の国のアリスって、頭の中にあるストーリーを口頭で語って聞かせたことが始まりらしいです。それを「文章に書き起こして!」とせがまれて、誕生したのが不思議の国のアリスという本でした、と。

こんな風に経緯を聞くだけでも、面白くないですか?

まとめ

アリス好きなら、確実に楽しめるこの展示会。
絵を描くのが好きな人にとっても、色んなアーティストの原画に触れられるいい機会だと思います!

これから全国まわるので、ぜひお近くに来た時に行ってみてください^^

リアル脱出ゲームも同時開催されてますよ〜♪

 

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