アレクサが感情豊かになる!「amazon:domain」「amazon:emotion」が日本語にも対応
英語でしか使えなかったこれらが、ついに日本語にも対応!
amazon:domain
音声に異なるスタイルを適用します。スタイルでは、読み上げ音声でイントネーション、抑揚、一時停止などのさまざまなバリエーションを使用して、音声をコンテンツの種類に合わせます。例えば、newsスタイルでは、Alexaの音声がテレビやラジオのニュースのような話し方になり、主にニュース記事やその他のニュースベースのコンテンツを聞くユーザー向けに提供されています。
2020年11月26日現在では、conversational スタイルのみが日本語対応しています。
- conversational:
- 友人や家族に話すときのように、より会話らしく、フォーマルではない話し方
- 日本語対応(2020.11.26)
- Voiceタグ併用可(Amazon Polly)
- long-form:
- Podcastや記事、ブログのような長文コンテンツ向きの話し方
- 日本語非対応(2020.11.26)
- Voiceタグ併用不可
- music:
- 音楽、ビデオ、その他のマルチメディアコンテンツについて話すときの話し方
- 日本語非対応(2020.11.26)
- Voiceタグ併用不可
- news:
- テレビやラジオのニュースで聞くような話し方
- 日本語非対応(2020.11.26)
- Voiceタグ併用可(Amazon Polly)
ポイント
通常のアレクサの声では、あまり抑揚もなく、テンション低めの一本調子でしたが、このうち conversational を使うことで抑揚のある明るい声になるので、より会話っぽくなります。
使い方
<amazon:domain name="conversational">会話しているように聞こえますよね</amazon:domain>
amazon:emotion
Alexaが話すときに感情を表します。これは、ストーリー、ゲーム、ニュース、その他の物語体のコンテンツに役立ちます。たとえば、ゲームでは、正解時に「興奮」の感情を使用し、誤答時には「失望」の感情を使用できます。
表現できるのは、excited と disappointed の2種類の感情です。
- excited:
- 興奮の感情を表現した話し方
- disappointed:
- 失望の感情を表現した話し方
それぞれ、high/medium/low の3段階で程度を変更することができます。
ポイント
conversational よりも、よりテンションを上げ下げしたい場合に使えますね。あまり多様しすぎると、ずっとテンション高過ぎて、それはそれで違和感があります(笑)
使い方
<amazon:emotion name="excited" intensity="medium">テンション高めにお話できます</amazon:emotion>
<amazon:emotion name="disappointed" intensity="medium">落ち込んだ声でもお話できます</amazon:emotion>
実際にスキルに適用してみた
「今日の良い行い」というスキルに早速適用してみました。
下のスキルアイコンが、Quick Links for Alexa のリンクになっています。
実際に話している内容の一例がこちら。
こんにちは。今日の良い行い。今日くらい、自分を精一杯甘やかしてみては、いかがでしょうか。素敵な時間をお過ごしください。
このうち、各パートを以下のように設定しました。
こんにちは → emotion(excited) の low
今日の良い行い → conversational
今日くらい…でしょうか → conversational
素敵な…ください → emotion(excited) の medium
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