Alexa スキル開発 のはじめ方(1)スキル開発に必要なもの
はじめての Alexa スキル開発。
「何から手をつければいいの?」
という方のために、順を追って書いていこうと思います^^♪
まず1回目は、必要なものから!
Alexa 開発に必要な2つのもの
Alexa 開発に必要なものはこの2つのみ
- Amazon Developer アカウント
- Amason Web Service のアカウント
え、Amazon Echo はいらないの?
はい、Amazon Echo はいりません!
もちろん、自分で使うなら持ってないと使えないですが(そりゃそうだw)
開発する分にはなくても構いません。
何のために使うの?
Amazon Developer アカウント
Alexa スキル開発を管理するためのアカウント。
新しいスキルを作るときは、まずここから始めます。
Amazon Developer Console では、スキルのコーディング以外の部分を扱います。
ここでできるのは、こんなこと。
- スキル名の設定
- どんな発話を拾うかの設定
- 言葉のゆらぎ(※)を吸収するための設定
- どのコード(Lambda 関数)に紐付けるかの設定
- スキルのテスト
- スキルの申請
- リリース済スキルのレポート閲覧
※ 「言葉のゆらぎを吸収する」とは、同じ意味の言葉や言い換えできる言葉を、「これは仲間ですよ」と定義することです。
例えば、「Alexa、天気を教えて」と言うとき、「教えて」というのは「知りたい」とか「聞きたい」と言われるかもしれないし、そもそも「天気は?」と言われるかもしれません。こんないろんなバリエーションを「同じ意味ですよ〜」と登録しておけば、ユーザの自由な聞き方に答えることができるようになるのです。
https://developer.amazon.com/ja/ にアクセスして、「amazon.co.jp」のアカウントでログインしてください。
参考)失敗しないAlexa開発者アカウントの作り方
参考)Alexa 開発者アカウント作成時のハマりどころ
Amason Web Service のアカウント
Alexa スキルを作り込むために必要な、通称 AWS。
たくさんサービスが含まれている AWS の中でも、Alexa スキル開発で使うのはこれら。
Lambda
スキル開発のコーディングを行う場所。
いろんな言語が選べますが、Alexa スキル開発でよく使われるのは Node.js。
CloudWatch
開発ログを見る場所。
Alexa スキルが使われたときにどんな道筋をたどったかをログにだしておけば、ここで見ることが出来ます。
DynamoDB
データを格納する場所。NoSQL データベース。
ここに情報を格納して、Alexa で呼び出す、というのをよくやってます。
S3
ファイルを格納する場所。
音声ファイルとか置いて、置き場所のURLをDBに入れたりして使ってます。
ちなみに、AWS のサービスはこんな感じでたくさんあります。
次回は、Amazon Developer Console から Alexa スキルを作っていきます。
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