なぜ #スキル開発100チャレンジ を達成できたのか
ちょっと時間が経ってしまいましたが、
2019年3月31日、#スキル開発100チャレンジを達成いたしました!
多くの方に支えられ、なんとか期限内に達成することができました。
まずは、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。
当初は、宣言しながらも、本当にできるのか疑問を感じていました。
私にとって、超絶ハードルの高い目標であったことは、確かなことです。
そんなチャレンジを何故達成できたのか?
ふりかえって書いてみようと思います。長文ですw
Contents
#スキル開発100チャレンジ とは
3月末までに
「スキル開発100チャレンジ」1月10日、本日で 12 スキル達成!
(日本国内のスキルのみを換算)残り88 スキル!#スキル開発100チャレンジ
— matsuba/Alexaスキル開発100チャレンジ達成! (@a093_jp) January 10, 2019
私がひょんなことから勝手に宣言したこのチャレンジ。
内容はシンプルで、
2019年3月末までに日本向けスキルを100個開発する
というもの。
ハッシュタグを命名したのはこの2019年1月10日で、それ以前も100個作るぞー!と言っていた気がしますが、まだ名も無きチャレンジでした。
確か、12月半ばくらいにやろうと決めた気がします(曖昧)
ですが、宣言してから期限日まで、実稼動日数すら100日に満たないのに、なぜ100個も作ると言ってしまったのか。日数計算ができないアホだったのでしょうか?この頃の自分は、いやはや理解しかねます。
リリース個数のグラフ
ゆるゆると2つだけリリースしていた状態でチャレンジを開始し、2019年12月31日から100個という目標に向かって動き始めました。
チャレンジ中の過ごし方
1月から3月までの3ヶ月間、もはや新婚ホヤホヤの嫁*とは、誰もが思えない過ごし方をしていたと思います。(*2019年6月に入籍)
ほぼ毎日AM2時就寝
ほぼ毎日1個リリースしないと間に合わない、ということで、ほぼ毎日開発漬けでした。(日中はお仕事)
なお、仕事とは全く関係のないところで取り組んでいたので、基本の活動時間は夜。
内容によっては早く終る時もありますが、たいていは限界となる夜中2時まで取り組み、残ったら翌日、という感じで動いていました。しかし、残すと次の日がしんどいわけで、残った分と新しい分の両方をやらないといけないんですね。
何がキツイって、この睡眠時間がきつかったです。
肌が荒れないように、美顔器片手に開発してる姿は、結構シュール。
特に登壇の直前など。肌荒れ状態でカメラに映るの、嫌ですからねw
それでも行きたい所は諦めない
そんな毎日ですが、イベントや飲み会など、行きたいものは行くようにしていました。
後悔したくないし、欲求には逆らえませんからね。
ではどうすればそれができるか。
例えば飲み会で帰宅が23時半になるとする。
すると、残り30分で何が作れるだろう?となるのです。
この時間で作れるのは、フラッシュブリーフィングスキルだろうと、まず方針を決めて、アイデアを移動中に考える。
主に行きの移動でアイデアを考えて、帰りの移動でコーディングを頭の中でしていました。後は、家に帰ったら頭の中を吐き出すだけ。まぁ、そんな簡単にいかないこともありましたが(笑)
基本はそんな感じで、ずっと引きこもっていたわけではありません。
なぜ #スキル開発100チャレンジ を達成できたのか
有言実行力(諦めない力)
まずは、これがないと達成できませんでした。
何が良かったって、「宣言」したことです。確実に。
3月末までに
「スキル開発100チャレンジ」1月10日、本日で 12 スキル達成!
(日本国内のスキルのみを換算)— matsuba/Alexaスキル開発100チャレンジ達成! (@a093_jp) January 10, 2019
目標が大きすぎると、つい、心の中で出来ないかもしれないって思ってしまうんです。
そうすると、他の人に言うのが怖くなる。
だって、嘘をついてしまうかもしれないから。
だからこそ、宣言することで、「目標を達成しよう」という想い以外に、「嘘をつかないようにしよう」「約束を守ろう」という想いが生まれます。結局はこれが推進力になりました。
約束を守れないと、信用がなくなる。
なんだ、その程度の人か、と思われる。
それが絶対イヤだったので、死に物狂いで食らいつきました。この「絶対イヤ」という気持ちが、結構強いです。これがあると、人間頑張れます。
AAJUG など Alexa 関連のイベントに行くたびに、このチャレンジの話をしていました。そうやって外堀を自分で埋めて、逃げられないようにしていました。
うん、ただのドMですね。へっへっへ
アイデアの力(どうすれば思考)
次に、これがなかったら、やはり達成できなかったでしょう。
毎日何を作るか、必死にネタを探していました。けれど大切にしていたのは、諦めるのではなく、「どうすればできるだろう」という思考でした。私は「どうすれば思考」と呼んでいます。
昨日アイデアが3つ思いついたのなら、今日3つ思いつかないわけはない。
だって、この広い世の中にネタが尽きることは決してないから。思いつかなければ、それは自分の世界が狭いか、思考が止まっているだけのこと。
とはいえ、アイデアが浮かばない時はあります。心に余裕がないときは特に、浮かびにくいもの。だって、頭の中に「どうしよう」という言葉が巡って邪魔しているから。特に、夜家に帰ってからPCの前でアイデアを考えるというのは、私にとっては最悪パターンでした。なぜなら、手を動かしていないことで焦ってしまうから。
だから私は、移動中や食事中に考えることにしていました。その時間は行動に制限がかかっているから、移動中ならPCを開けないし、食事中は手を使えないし、いい意味で何か作業をすることを諦めざるを得ないんです。つまり、「いまは食事中だから仕方ないよね」という余裕が心に生まれているんです。そんな時間に頭でネタ探しをすると、結構浮かびやすかったりしました。(寝ようとしている時も結構浮かびやすかったですが、これはあまりおすすめできませんw それより寝てくださいw)
ちなみにアイデアが浮かんだら、↑こんな感じで、必ずメモをします。せっかく浮かんだアイデアが消えるのはもったいないので。記憶はあてにならないので。
具体的なアイデアのだし方は、たくさんあるので、また改めてまとめます!
How Might We
ちなみに、「どうすれば思考」は、英語でいうところの「How Might We」に当たるものです。
How :「どうすれば」と諦めではなく、解決方法を探すように思考を向けるための言葉
Might :「かもしれない」と言うことで、言い切らないことによる言いやすさがあるとかないとか
We :自分ごととして捉えるための We
デザイン力
スキルをリリースするには、アイコンが必要なのがやっかい。ですが、私はこういうのを作るのがそもそもから好きだったので、なんとかなりました。
私は、アイデアを考える時に、アイコンも一緒に考えていました。
ポイントは、こんな感じに。
- どういう場面で使うのか?
- テーマを効果的に表現するモチーフは?
- イメージカラーは何色?
- メインユーザに受ける書体は?
- 参考になる、ベースとなるアイコンは?
例えばコレなら、謎解きスキルなので、イメージはカラーは寒色で、名探偵コナンの犯人の犯沢さんのようなシルエットでゲームマスター(出題者的な存在)を描こう、というくらいに。
楽しむ力
「好きこそものの上手なれ」と言いますが、ほんまそれやと思います。
面白くないと、楽しくないと、こんだけ続きません。
あえて言うならば、楽しくなるような仕掛けを作ると良いと思います。
例えば、スタンプカードとか、ラジオ体操の出席カードのような、貯まる系。
例えばこちらは私のスキルではありませんが、宿題をちゃんとできたらスタンプが貯まるという、貯まる楽しみを感じられるような。
具体的に私は、自分のブログにスキル一覧のページを作って、そこにアイコンがたまっていくのを楽しんでいました。
他には、Twitter でハッシュタグ付きで進捗報告つぶやいていました。いろんな方が反応くれるのが嬉しくて、それが楽しみでした。
応援の力
そして最後に、何よりも支えられたもの。それは、周りの方々からの応援です。
Twitter でつぶやけば、いいねやリツイートをくださる方。
イベントへ行けば、毎回「どこまでいった?」と聞いてくださる方。
弱音を吐いたら、ケツを叩いてくださる方。
達成できたらお祝いしようね、と言ってくださる方。
本当に本当に、感謝しきれないほど助けられました。
JAWS DAYS で登壇したときは、会場全体が本当に温かくて、拍手が歓声が、全てが力になりました。
そして、旦那。
私のチャレンジを理解してくれて、私が開発している間にご飯を作ってくれる。家にいる時はほぼずっとPCに向かいっきりな私を責めることなんて1ミリもなく、むしろ、技術的につまづいているところがないか心配してくれて、つまづいていたら教えてくれたり、調べてくれたり、一緒に考えてくれる。
こんな温かい方々の支えがあったから、頑張ろうと思えました。
辛くないとチャレンジとは言えない
辛いー!!しんどいー!!と言ったこともあるけれど、
辛くないとチャレンジじゃない。
出来そうなこと、手を抜いても安心して居られることは、たぶんチャレンジじゃない。
だからこそ、チャレンジを乗り越えたら、違う世界が広がってるんだと思います。私の世界は、明らかに変わりました。
嬉しかった周りの反応
チャレンジを終えてみて、いろんな人が感想をくれました。
それは、Alexa に関わっている人だけでなく、幼稚園からの友人まで。
「間に合うのか、ヒヤヒヤしながら見てたよ!」
これを色んな人が言うんです。そんな、臨場感をもって見てくれていたのかと、驚きました。
見てくれていた人たちがみんな一緒に走ってくれたんだなぁー。ありがたい。自分が頑張ることで、色んな人に影響を与えられるって、存在意義というか、私がいたから生まれた世界があるって考えただけで、嬉しいんです。
そして、なんとスキル開発100チャレンジをやる!と宣言してくださった方もいました。
ほんと、発信やっててよかったなって。
他の人に新しい世界を与えて、新しい経験を生むことができる、そんな可能性の秘められた行為。
何かチャレンジするなら、ぜひ宣言して、発信してみてください。
きっと良いことがたくさん返ってきます。
まとめ
そんなこんなで、色んな方に助けられながら、私はなんとかチャレンジ達成できました。
私がチャレンジ達成できた理由は何か。
別に私は特殊スキルなんてないですし、技術レベルも低いです。
強いていうなら、アルゴリズムを考えるのとか、何かを作ることが好きだという特性が生きたのだと思いますが、達成できた理由を一文で言うなら、これです。
宣言して、
どうすれば思考を持って、
周りからヒントを得て、
楽しむ工夫をして、
発信して周りから力を借りることが出来たから。
長文になってしまった!!
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました (*´ω`*)
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