初出展!技術書典7のふりかえり
技術書典5では「えーそんなのいくの?」と旦那に連れられて行った去年。そこで Alexa 本を獲得。すると次の技術書典6では自ら赴き、技術書典7では出展と、あいなりました。
中学生の時にインテックス大阪(東京で言うビックサイト)によく行っていたり、デザフェスとかも好きだったので、いつか自分のブースを出したいなと思っていたのが叶いました。
Contents
サークル受付
まずはサンシャインの2階でQRを見せて受付。このカードをもらいました。
ラメカードってテンションあがりますよね?←
10:00から受付開始ですが、9:40頃に行ったら既にこの列w
結局10時を少し超えての入場でした。
ブース設営
うちは【す26D】だったので、こちらの場所。どうやら【す】は【オーディオ】ジャンルらしいですね。
ブースの上にはこんな感じで椅子やら書類が置いてありました。
見本誌は既にPDFで提出していたので、空のトートを渡すのみ。
渡したらシールをくれるので、それをかんたん決済のカードに貼れば QR 決済が可能に!
立ち読み本はブースに置いてあったシールを本に1枚ずつ貼って、事務局まで持っていって提出しました。(逆の端っこだったので結構遠かった…)
ダンボールはこんな感じで冊数とかが書いてました。
私の本は200部頼んだので、58冊、72冊、72冊に分かれていました。(2冊は予備)
設営は前日に家でリハーサルしていたので、そのとおりに設営。
こんな感じに仕上がりました!
イベント開始
あっという間に11時を過ぎ、11:05くらいにスタートになりました。開始直後は入場チケットが必要なので、ガチなお客さんばかり。お目当てのブースにわぁーーっと向かっていく様は、ほんとすごいなぁー。
ブースの反応は?
うちはサークルリストの被チェック数が63だったので、そこまで押し寄せることもありませんでしたが、それでも捌くのがなかなか大変でした。
何時に何が何個売れたかのチェック表を予め作っていたのですが…
そんなん書く暇ねぇ!!!!
5冊目売れたくらいで諦めました。無理っす。2人じゃ…
おそらく予めチェックしていただいていた人は見本も見ずに「ください!」と買っていってくださり(ほんとありがたい限り…!)、そうではなくたまたま通りがかった人でブースに立ち寄ってくださった人は、見本をひたすら見てくださりました。
多いときで5人くらいブースの前で見本を見てくださり、見本誌が足りない!!という状況でした。
ふりかえり
ということで、イベント全体をKPT(けぷと)で振り返ってみたいと思います。
事前準備
K(Keep)
- 事前イベント重要!他のサークルさんと仲良くなっておくとなんか安心
- 表紙デザイン重要!
- サークルカットも重要!!
- キャンペーンと称してアンケート回収する仕組みを導入していたので声を回収できた!
P(Problem)
- 売り子2人は無理!!!(6時間1回も休めなかった)
- 腰が超痛い(だから休憩を…)
T(Try)
- 表紙デザインを凝った上で、もう少し訴求ポイントを目立たせる
- デモを動画にしておいてプロモーションで流しておく
声掛け
K(Keep)
- 歌をやっていたので声が通りやすかった(周りのサークルさんすみません…)
- この数時間でどれだけの情報(ニーズ)を得て次に活かすかを考えることが大事
P(Problem)
- 種類の異なる本を同じサークルで頒布すると、声掛けタイミングが難しい(かぶる)
T(Try)
- ボリュームは抑える(声が通り過ぎるなら、ボリューム抑えてもいけるハズ)
- 事前に声掛け内容考えて有効な言い方を議論しておく
- 声掛けで有効だったものを次回のポップに反映する
- ヒアリングで得た内容を次回の参考にする
- VUI では開発より設計が命である、ということをもっと伝えたい(コード載ってます?と聞かれるのが多かった)
設営
K(Keep)
- デモが超大事!!!大抵の人がデモを見ると「おぉぉっ!」ってなってた
- あの布は使いやすかった
- 布の前面にサークルカットを貼っておいてよかった
P(Problem)
- 見本誌2つずつじゃ足りなかった
- お品書きはあまり読まれない(というか邪魔)
- ほとんどの人がスマート本棚より平置きに手を伸ばす
- A2ポスターを置く場所がない
- デモのバッテリーが足りなかった
- 領収書を準備していなかった。
T(Try)
- 間食はウィダーとかの方がよさそう
- ポスターはA3で十分
- デモするならバッテリーを2〜3個確保
運搬・撤収
K(Keep)
- スーツケースに本入れたら持ち運べる
- スーツケースの上にダンボール乗せれば押して帰れる
P(Problem)
- 本は50冊を超えると持てなくなる(非力)
声掛けランキング
声掛けをする際、何度か言い方を変えてみました。その中で、歩いている人がこっちに足を向けた回数とか視線の向きとか、立ち止まり方とかを見ていた中で、有効そうだなと感じた声掛けを勝手にランキングつけました。
1位:「Alexaスキル100個つくった様々な事例が載ってます」
2位:「Alexa開発者リワードを獲得したお話が載ってます」
3位:「VUIで稼ぎたい!という方、ご一読ください」「2000人以上の方にご利用いただいているスキルのお話、載ってます」
他に心がけていたのは、
「VUI、音声ユーザーインターフェースのお話です」
VUI って「ぶい」って読む人がいるんだなと改めて知って、これはもっと知ってもらうためにも最初に言わないとダメだと思いました。
だから、この声掛けだけはずっとやってました。
プラス、スマートスピーカーという言葉も交えて、言葉の関連が伝わるように話しました。
「この一冊読むだけで同じアプリが作れます」
これは主人の本の話ですが、「結婚式で作ったアプリです」だけだと訴求効果がイマイチだと思うんですよね。
だから、もっとこの本を読んだときのゴールが明確に伝わるようにこう言うことにしました。ハンズオン本です、というのと短くて楽。
「Alexa、Clova、Google Home どれでも活用いただけます」
Alexa ばかり言ってると、それ以外の人が寄ってこないので。
結果
ということでですね、売上結果についてお話します。
被チェック数
あれ、なんか終わってから増えてるなww
昨日時点では 63 でした。
売上部数
2種類の本を頒布して、159冊売れました!
VUIデザインガイドブックは、イベント内で106冊売れました。
イベント後に3冊手渡しの予約が入っていて、また BOOTH でも5冊売れているので、合計で 114 冊の頒布となりました。
80部売れれば…!と思っていたので、予想以上で嬉しいです( ´ ; ω ; ` )
20部は BOOTH に、残りは技書博で頒布予定です。
頒布物
VUIデザインガイドブック
BOOTH での物理本販売も開始しました(*´ω`*)
9/30までキャンペーン開催中なので、p.97 をぜひご覧ください(*´ω`*)
FirebaseとLINE BOTでつくる写真共有アプリ
デモは写真表示の部分だけですが、こちらのツイッターから動画をご覧ください。
これにLINEから写真を投稿した時のアニメーションが加わります。
この一冊読むだけで同じアプリが作れます!
改めて「FirebaseとLINE BOTでつくる写真共有アプリ」のデモ見たけど、すごいなー。よくこんなん2日で作ったな…うちの旦那よ。
これにLINEから写真追加した時のアニメーションが別途加わります。
▼ BOOTH https://t.co/Hpi5NxhBvd
▼ デモページhttps://t.co/euaaWqi9LB#ハンズオン https://t.co/mgnp2TE4eM pic.twitter.com/KkDx8aRsjD
— matsuba/あおくさ【す26D(2F)】技術書典7 (@a093_jp) September 23, 2019
初出展で感じたこと
デザインも執筆もプロモーションもすべてひとりでやったので中々大変でしたw
技術書典に限らず、自費出版って、ほんっとーに色んなスキルを求められますね。そんな人がうようよいるんですから、日本ってすごい国なんだなと思いました。
そして、戦利品と称して SNS で本の画像をアップしてもらえることの喜びを知りました。今までやってなかったなー…。これからは自分もやろうと思いました。
しあわせ。
#技術書典 戦利品リスト
歩くたびに増えていった pic.twitter.com/SB8IQ4sqX3— しゅういちろ@技術書典【く10D】 味噌とんトロ定食 (@shucho0103) September 22, 2019
加藤家の食卓(@a093_jp)さん
FirebaseとLINE BOTでつくる写真共有アプリ発想が好きで一目惚れして買った一冊🥰普段コードを書かないので細かい部分までは分からないけど、アプリを作った理由や何故この技術を選定したか等勉強になった💡読むと同じアプリが作れるみたい!買って良かった!#技術書典7 pic.twitter.com/qPtZktIzFP
— yuka (@yshimaco3) September 23, 2019
言われて嬉しかったこと
「本当に読みやすい文章書きますね!」
「お会いしたかったので嬉しいです」
「応援してます!」
はぅぁ〜。うれしい。
技術書典、大変だったけど出てよかった。本当に。
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