Clubhouse で開発者ではなくユーザーと繋がる

音声全般Clubhouse

Clubhouse で「【10時まで】雑談部屋」みたいな Social ルームを作ってみた時のこと。

その部屋には、いろんな繋がりの友人が入ってきてくれました。高校の同級生、会社の同期、VUIコミュニティの方、その他の友人、などなど。

するとどんな話題になるのか、ほんの一瞬焦ったけれども、そこで大きな気づきを得られました。

Clubhouse でいつもと違う層にアクセスできる

VUIのコミュニティの方とちょっとVUIについて話したことで、他の参加者が興味を持ってくれたのです。そしてさらに質問までしてくれて、結局VUIレクチャーの場に早変わりしました。

こんな体験、なかったなと感じた瞬間。

Zoom やリアルのイベントは、ある程度アクティブに目的を持って行動しないと到達できないけれど、Clubhouse だと受け身でなんとなく、ふらっとでも参加できるんだ。

ということは開発者だけではなく、ユーザーに直接VUIの良さを伝えられるのではないか、と。

今までユーザーに接触できる機会がないことに課題を感じていたけれど、これはいいチャンスだ、と感じました。

思い立ったら即行動

その場では時間が来てしまいお開きとなりましたが、コミュニティの方と「またこういうのやれるといいですね!」と話をしました。

ここで思うのが、いつも「また」を引き伸ばしてしまうんですよね。

その「また」はいつ来るのか。

明日?明後日?その理由は?

結局は勇気が出ないだけなんじゃないかと。

じゃぁどうすれば勇気が出るの?

やってみないと分からないじゃないか。

そう思い、即日イベントを開催しました。

誰かと予定を合わせると遅くなるので、自分で勝手に時間を決めて作りました。一応コミュニティには声かけをしましたが、「もしよかったら来てください」とその程度にとどめました。

どうやってイベントを開始するの?

ルームの作り方は以下の記事でまとめましたが、Open イベントの開催自体は初めてでした。

時間になったら勝手に開催されるの?どうすればいいの?と直前になって焦りましたが、その結果は…

自分でボタンを押して始める、でした(笑)

いざ開催すると…

18:25にオープンすると、その瞬間からコミュニティメンバーの方々が3〜4人と、「Others in the room」という、いわゆるどのスピーカーとも繋がっていないユーザーの方まで入ってきてくれました。

基本的にはVUIをあまり知らない方からの質問を受けて、それに対して答える、という流れで30分あっという間に過ぎてしまいましたが、終始人数は減ることもなく、ずっと聞いてくれていた人も多くいらっしゃいました。

ということはつまり、一般の方にも何かしら有益になる話ができたのかも…!?

話した内容は?

  • どんなデバイスがあるの?
  • 初心者はどこから入ればいい?
  • アレクサとGoogle、どう違うの?
  • 部屋ごとに置いてるの?
  • どんなスキルがあるの?

ざっとこんな感じの内容だったかなと思います。

普段開発者だけだとこんな話になりません。だからこそ、いい刺激になりました。

とはいえ、「どんなデバイスがあるの?」という話は最新情報をお伝えすることができて、開発者の方でもキャッチアップできていない方にとっては「情報アップデートできました!」という声もありました。

次回以降の改善点

今回色んな情報が飛び交いましたが、Clubhouse の特性上、ビジュアルで見せられないということが、情報の魅力を下げているかもしれないと感じました。

たとえばタイトルにハッシュタグを書いておいて、「気になる方はTwitterでハッシュタグで検索してみてください」といえば、ビジュアルも合わせて提供できるのでは?と思いました。

そのままTwitterで繋がれたらなおよし。

そうやって、より濃くて有益な情報として、届けられたらいいなぁと思いました。

まとめ

このユーザーと話せる場は、もっと活用すべきだ。

今までと違う層にアクセスして、もっとVUIの良さを広めていきたい。そうすれば、開発者冥利に尽きるというか、やはり使ってもらってなんぼなんですよね。

日本でVUIがもっと広がるためにも、こういう活動は続けていきたいと思います。

 

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