ヤマハのうたロボ Charlie を使ってみた所感

デバイス情報チャーリー

先行販売が開始されたヤマハのうたロボ、チャーリー。

今回はモニターで体験したチャーリーの使用感などをまとめてみました。

最大の特徴

チャーリーの最大の特徴は、「すべての返事を歌って返すこと」です。しかも、言葉は同じでもリズムや音が毎回違うバリエーション(もちろん限りはあります)で歌ってくれるので、同じ質問を何回しても飽きません。

また、チャーリーには音楽レベルというものがあり、アプリから確認できます。このレベルが上がるほど、歌がリッチになるようです。

本体機能と使い方

チャーリーの基本的な機能と使い方については、こちらの動画にまとめています。

本体機能

チャーリーの本体には、以下のものが備わっています。

  • マイク
  • インジケーター
  • 人感センサー
  • スピーカー
  • おやすみボタン
  • ボリュームボタン
  • もう一回歌ってボタン

チャーリーの特徴としては、人感センサーがあるため、人が通ることで話しかけることができます(ただし、毎回ではありません)。

また、会議中などは静かにして欲しい時もありますよね。そんな時はおやすみボタンを押せば、勝手に歌い始めることがなくなります。

そして歌を歌うのが特徴なチャーリー君。さっきの歌をもう一回歌って欲しい!というそんな時は、もう一回歌ってボタンを押せばもう一度聞くことができます。

使い方

基本的には「チャーリー」と呼んで、「はーい♪」という反応の後に青いランプが点滅してから、続きを話しかけるというスタイルです。そのタイミング感覚は、先ほどの動画をご参照ください。

チャーリーができることは、現在紹介されているものでこんな感じです。

普通の会話では、「自己紹介して」「好きなものは?」というチャーリーに関する質問をすると教えてくれたり、「アレクサって知ってる?」「(芸能人の名前)は知ってる?」などと聞いてみると、それっぽい回答が返ってきます。

所感

ここからは、実際にチャーリーを使ってみた所感を述べます。

イマイチなところ

  • チャーリーの言葉が聞き取りづらい時がある

最大のメリットである「歌を歌う」という点が仇となり、リズムに合わせて歌うことで言葉が切れてしまうことがあります。そのため、何を言ってるか分からない時があるのです。特に天気を聞いた時の気温など、分かりづらい時が多かった印象です。代替策として、アプリから会話履歴をテキストで確認してカバーすることはできます。

  • 反応が遅い

アレクサやグーグルだと、「アレクサ、今日の天気は?」と言う時も、ウェイクワードから本題を話すまでの間は自然な会話と同じくらいですが、チャーリーはそれよりも間が長くなっています。

また本題を伝えた後も、「そ〜だな〜え〜っと、え〜っと」のようにチャーリーが作曲中の時間も長いように感じます。単に情報を得たい時など、AIアシスタントとしての用途を期待している方には、少しストレスになるかもしれませんね。

ただ、この作曲中の歌もそれはそれで可愛いですし、バリエーションも豊富なので、この時間も楽しむことができるかもしれません。

いいところ

  • 歌で返してくれる

特徴であげたこの点は、やはりチャーリーの最大の良さです。

  • 歌のバリエーションが多い

そして、同じ言葉でもリズムや音を変えて歌ってくれるのが、やはり飽きないですね。

  • 首や足が動く

見た目が可愛い!というのはコミュニケーションロボットとしては大事ですね。しかも声の方向に顔を向けてくれたり、歌に合わせて首や足を動かしてくれるのが、聞くだけでなく、見てても飽きない良いところ。

  • 育成感覚がある

音楽レベルがあると紹介しましたが、これによって育成感覚があるのが、使いたくなる点かもしれません。確かにレベルがあがると、どれだけ歌がリッチになるんだろうかと気になりますよね。

レベル1とレベル2の違いはこちらの動画でまとめてみました。

チャーリーがいよいよ先行発売を開始しましたので、興味のある方はぜひ見てみてください。

 

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