Alexa Day 2019 で LT登壇して思ったこと
Alexa Day 2019 で、「神戸のイベントをシリーズ化したワケ」というタイトルで発表しました。
Contents
資料URL
発表資料やデモ動画はこちらにまとめています。
KoBuilder とは
Alexa Day 2019 というイベント内で開催される、神戸市に関するスキルのコンテスト。
詳細はこちらを参照してください。
KoBuilder に参加したキッカケ
まず、Alexa Day 2019 を知ったのは、Alexa Dev Summit Tokyo でした。
Alexa Dev Summit Tokyo 2018 に参加してきました!(1)
Alexa Champion の伊東さんと岡本さんが登壇されていたセッションで、AAJUG(Amazon Alexa Japan User Group) の紹介と共に、Alexa Day 2019 の宣伝もされていました。
開催地が地元神戸だったので、迷いなく参加することに決定。
そして、KoBuilder を知ったのは、1月末。岡本さんの twitter でした。
#スキル開発100チャレンジ されてる方は、ぜひ神戸市にちなんだスキルを作ってコンテストに応募してみるといいかなぁと思います。応募しましょう。応募してくださいm(_ _)mhttps://t.co/khqiQDfG7t
— hidetaka okamoto@AlexaChampions (@motchi0214) January 29, 2019
ハッシュタグまで付けていただいて、これに出ない理由はありませんでした。
チャレンジ中の葛藤
せっかくの神戸スキル。
私としては、面白いものを!神戸愛あふれるものを!作りたいと思いました。
そこで生まれる葛藤。
アイディエーションに割く時間と心の余裕。
このとき、#スキル開発チャレンジ 中であり、毎日スキルを考えて開発していました。そんな中で、1つのスキルにたくさん時間を割くことは、チャレンジ達成から遠ざかる行為となってしまう。
それでも、神戸のスキルを作りたい。
そして、神戸で Alexa について語りたい。
これって、運命やなって思ったんです。
神戸で生まれて、神戸で育って、今は遠く離れて暮らしているけれど、こんなところで故郷と繋がっている。
それがすっごく嬉しくて。
アイデアに時間をかけられないのであれば、せめてUXを考え尽くそう、と思いました。
スキルアイデア
今回は、オープンデータの利用を推奨されていたということで、候補の中にあった「イベント」を取り上げました。
なぜイベントなのか?
これを選んだのはいろいろ理由があって。
まず、私は「経験」と「縁」を大切にしています。イベントって、この2つが得られる場所なんですよね。自分の世界を広げるキッカケとなる、つまり、可能性を広げる場所だと思っています。
また、私が神戸にいた時、イベントにほとんど巡り合わなかったなと思います。
まだ学生だったから、当時はまだスマホが流通していなかったから、というのもあると思います。そしてもちろん、美術館に行ったりはしていたので、そういう意味での文化イベント=展示には触れたことはあります。
ですが、縁が生まれるような、何か1つの目的で人が集まって交流できる場所、という意味でのイベントって、あまり触れていませんでした。(大学時代、アカペラサークルだったので、サークルで開催するイベントとかは、もちろんありましたけど、それはプライベートなイベントなので、今回は考慮していません)
こんなに神戸にもイベントはあるのに。
だから、そんな「縁」と「経験」を広げて、可能性を広げられるように、お手伝いをしたい。
そんな想いで「イベント」をテーマにしました。
アイデアの内容
今回は単純に、イベント情報を知らせるスキルにしました。
発表の内容
今回は、スキルのアイデア自体はそんなに凝っていません。
それでも、何か聞いてくださる方々に新しい何かを与えられたらと、スキルを作ったときに考慮した「UX的な観点」について発表しました。
詳細はスライドに記載していますが、また改めてまとめようと思います。
KoBuilder に期待していたこと
まず、参加される皆さんが、どんなアイデアにしたのか、それが一番楽しみでした。
「神戸」という地域だけがテーマとなった今回のコンテスト、その場所をどう活かすのか?
KoBuilder で感じたこと
皆さんのアイデアを見て、スキルに含まれている「オリジナリティ」の要素が、とても勉強になりました。
田尻さんの「神戸のトイレマップ」では、単なるトイレマップだけでなく、音姫の要素があったり。池内さんの「アレクさんぽ(仮)」は、もうスキルそのものがオリジナリティでした。
さすが池内さん。(実は研究室の先輩w)
同じイベントというテーマを、こう捻るのかと。
アイデアの出し方分析
このアイデアの捻り方は、どうすれば出てくるのだろうと考えたとき、ある可能性思いつきました。
それは、イベントを目的ではなく、場所として捉えるという方法。
「イベントに行きたい」と調べるのではなく、さんぽをしたいという目的で、副次的にイベントを登場させる。その場所に行くという行為自体を、目的にしてしまう。これは、イベントを目的として考えていたら、絶対に出てこない考え方。
こんな風に考えるためにはどうすればいいのか。
それは、ある対象(ここでは「イベント」)を、因数分解する必要がある、と思いました。
因数分解でアイデア発散
「イベント」には、「エリア」「場所(施設名)」「場所(位置情報)」「時間」「カテゴリ」「対象」などが含まれています。
このような要素を分解すると、それぞれに対してどんな活用方法があるかを考えることができます。
今回で言うと、「場所(位置情報)」として捉えてみればいいのではないかと。
これらはあくまでも推測で、本人に確認はしていません。
ですが、この推測だけでも今後のアイディエーションに活かせるかなと思うと、大きいものを得たなーと思います。
リハーサルの大切さ
今回で、リハーサルの大切さを思い知りました。
喋りのリハーサル
JAWS DAYSの時は何回か練習していたのですが、今回は出来ず。「出来なかった」は完全に言い訳でしかないので恥ずかしい限り。
前日、リハーサルというよりも、内容を主人に聞いてもらって、細かい表現を相談していました。
これは、本当に相談して良かったなと。
伝わりにくいかどうかは第三者目線に立つのが一番です。
接続のリハーサル
当日、私はSurfaceでやる予定だったのですが、接続が認識されず、運営の方のMacをお借りすることになりました。
デモ動画の再生も音が出なかったりと、お手数をかけてしまったことが、とても申し訳ありませんでした。。。
接続についても、事前に確認しないといけない。ましてや、音を流すならなおさら。
発表の感想
そんなこんなでしたが、なんとか終わった発表。
今回は選外でしたが、話を聞いてくださった方から嬉しい声をたくさんいただきました。
私が注力したこと、伝えたかったことは伝わったのだなと。そうやって響いてくれる方がいるだけで、登壇する意味があるなと感じます。
以上が、KoBuilder に参加して思ったことでした。
おまけ:懇親会
次の日朝から東京で予定があったので悩みましたが、フル参加することに。
本当に、参加して良かったと思います!!
色んな人を紹介してもらった
本当に、本当に!
色んな方が色んな方を次々と連れてきて下さりました。
#スキル開発100チャレンジ達成のお祝いの言葉をいただいたり、いつもTwitter見てますと言っていただいたり。
思ったよりも知っていただいていてビックリ。
ギネスに挑戦することきなった
ギネスに挑戦することになったのも、懇親会のおかげでした。
ここで、話題を振っていただかなければ、きっと思いつきもしなかった。
結論、懇親会は行くべき
なぜか最近、懇親会が同窓会のように感じられるのです。
そんな人たちと会うために、そしてもっと広げるために、この業界を謳歌するために、懇親会って大切だなと、改めて感じました。
改めて、Alexa Day、おつかれさまでした。
運営の皆さん、本当にありがとうございました。
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